【現代CoC】LOGЇC【SPLL:E193017】
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人間は『理解できないこと』に遭遇してしまった時、その事象に何の根拠も無い説明を付け、論理的な道筋を求めようとする。 その論理的な説明のため、事実を捻じ曲げるのた。 「つまり。ヒトは見たいものを見て、見たくないものは見ていなかったことにする。そうして在った筈の事実をねじ曲げる……というより、ねじ曲げてしまうんだ」 「ああいや、責めてる訳じゃないんだ。よく言うだろう? ニンゲンの脳は都合良く出来てるってさ」 「さて、キミ。キミは……果たしてどうだろうね?」 ―真実を探り、記憶を疑え。 テーマ:オカルト×トラウマ×刑事ドラマ コンセプト:過去と向き合うバディシナリオ
【KP向けシナリオ概要】※一部公開
※この内容にはネタバレを含みません。ですがシナリオとして重要な項目(前提条件)なので、一部を公開しています。 まずもってこのシナリオはフィクションである。そして警察官の内政がメインのシナリオでは無い。あなたが警察組織に対するリアリティラインを求める場合、このシナリオは不向きだろう(※現実世界に神話生物はいない)KPははじめに.txtを読んだ上で、参加者全体は宇宙的恐怖が絡んだ刑事バディものと理解しなければならない。
【PLに教える情報】
形式:CoC6版 KP使用サプリメント:マレウス・モンストロルム、クトゥルフ2010、クトゥルフ2015、その他KPが適当だと思う現代サプリメント 人数:二名固定 所用時間:3~5時間程度*3話のCP(キャンペーン)シナリオ 舞台:平成32年、東京都 傾向:HO制、刑事バディ、戦闘、ハードボイルド&サスペンス、シティ系 補足:ドラマチックな表現があります。探索者には観測し得ない時間・現状なども描写される可能性があります。
【推奨技能とハンドアウト】
▼推奨技能 必須技能:拳銃技能、肉体系戦闘技能、回避 推奨技能:聞き耳、図書館 ※必須技能は無いと死ぬ。推奨技能は二人一組の行動が殆どなので、PL同士相談して取得すると良いだろう。 ▼各ハンドアウトについて どちらのHOも、職業技能は『刑事』として探索者を作成すること。 階級は『巡査・巡査長・巡査部長・警部補・警部』のいずれかから選択する。 キャリア・ノンキャリアは問わない。
・HO:Scorching(スコーチング)
推奨技能:目星 あなたは『過去の記憶』に苦しんでいる。 不確かな記憶の中であなたは『見たことも無いような恐ろしいバケモノ』を見た……ような気がしている。 否、見たはずだ。 ……あなたはその曖昧かつ悍ましい記憶と、望んでもいない『能力』を与えられたせいで、現在もまともな勤務が出来ていない(休職している)。 ―不確かな記憶。そして、不自然で場違いな能力。 灼け付くような刹那の記憶は、未だにあなたを責め苛んでいる。 ▼望んでもいない能力について 望む・望まずに関わらず、時間や場所を問わずに突然、断片的な未来が視えてしまう。 あなたは未来を視る時、酷く疲弊する。 視える未来の内容、またその未来が何分後・何時間後・何日後なのか、どのくらいの時間視るのかによって、消費するMP・SAN値は変動する。
・HO:Smoldering(スモールドリング)
推奨技能:交渉系技能 あなたは『とある事件』を追っていた。 『追っていた』と過去形になっているのには、ワケがある。 何故ならその事件は、現在『未解決事件』として処理されてしまっているからだ。 どう考えても人間業では無い、有り得べからざる事象が起きて、あなたの元相棒は死んでしまった。 ―たった一年前の未解決事件。 ジリジリと燻り続ける記憶は、未だにあなたを責め苛んでいる。 ▼一年前の未解決事件について 一年前、あなたと相棒は奇妙な事件を追っていた。 ―曰く、死んだ筈の人間が居た。 生前と変わらず『生きていた』というのだ。 本来刑事の担当する事件では無かったのだが、あなたが言い出したのか、あなたの相棒が言い出したのか。 ……どちらにせよ、あなたたちはこの奇妙な『レヴナント事件』を調査していた。 ある日、あなたと相棒はそのレヴナント事件の調査でとある廃ビルへとやって来た。 廃ビル内で追跡していた対象と交戦。対象は逃げ出し、あなたたちは当然追いかけた。 しかし外に出た瞬間、突如として相棒の身体が『燃え始め』た。 炎や煙が上がった訳では無い。けれどもその身体は炭化したように崩れ落ち、彼/彼女がのたうち回っている内に、一山の灰となった。
◆zip同梱内容
・LOGЇCシナリオPDF、txt版 ・データtxt ・トレーラー ・タイトルロゴ、トレーラー背景 ・HO専用BGM 2曲(mp3/wav) ・はじめに.txt ※はじめに、に関して入っていないデータ(例:イラストやBGM等)の言及があるかもしれませんが、同梱されているデータに適応する部分の規約を参照してください。
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
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